大学や専門学校への移動手段として車が欲しいと考える大学生や専門学生はいませんか。学生ということもあり、まとまった手元資金がない方も中にはいるでしょう。他にも学生でカーリースの審査に通過できるのか不安を感じる方もいます。
そこでこの記事では、学生でもカーリースの利用は可能なのかを解説します。記事内では「学生だからこそおすすめするカーリース会社」を5社用意しました。大学生や専門学生の方で「車が欲しい」と考えている方は、是非参考にしてみてください。学生でも審査に通りやすくなるコツも紹介しています。
学生でもカーリースは利用可能？
結論として、学生でもカーリースの利用は十分に可能です。カーリースは、頭金や初期費用などのまとまった金額が手元にない場合でも、リース会社から車を借りられます。実際に現大学生でも以下のような「カーリースの審査に通過した」という声もXで紹介されていました。
学生の場合、アルバイトの収入だけで車を維持していけるのかに不安を感じる方も多いでしょう。しかし、「リース期間を長期間に設定する」もしくは「ボーナス払いを設定する」ことで毎月必要なリース料金を最小限に抑えつつ、憧れの新車を所有できます。
学生の頃から車を所有することで、自由に遊びに行ったり友達と出かけたりして楽しむことができますね。
学生がカーリースを利用するメリット！
学生でもカーリースが利用できるという情報を得た上で、学生がカーリースを利用するメリットを4つ解説します。
- 大きな出費がなく月額料金のみでマイカーが手に入る
- 憧れの乗りたい車に乗流ことができる
- 手続きや管理に手間がかからない
- 契約期間も自分で決められる
カーリースで学生の頃から車を所有するメリットをそれぞれ詳しく解説します。
大きな出費がなく月額料金のみでマイカーが手に入る
学生がカーリースでマイカーを所有する場合でも、リース契約時には初期費用やまとまった頭金を用意する心配はありません。リース期間中には、大きな出費がなく、リース料金を毎月支払うだけで憧れの車を所有できます。
学生の場合、学校への通勤だけで車を使用するのではなく、友人との旅行やドライブで車を使いたいと考える方も中にはいるでしょう。
レンタカーやカーシェアリングの場合、利用したい時間帯や日程に合わせた費用を負担する必要がありますが、カーリースでは、利用したい時間や費用を気にすることはありません。
自分の自己判断だけで自由に利用できるメリットもあります。他にも、サークルの合宿や実家への帰省などでも電車を利用せず、自由な時間で車を運転しながら移動できるでしょう。
憧れの乗りたい車に乗ることができる
学生の方にも「この車に乗りたい」と思う憧れの車があるのではないでしょうか。憧れの車の車両価格が高く設定されている場合、予算を考えて希望する車の購入を諦める学生も大勢います。カーリースで車を所有すれば、現在の収入面を考慮して諦めていた憧れの車も手が届く可能性が高いです。
国産車全車種に対応しているカーリース会社も多いため、自分が希望する車をリース契約できる可能性は高いでしょう。
カーリースプランによっては、契約満了後に残価金額を設定しているケースもあり、月々に負担するリース料金を最小限に抑えた上で、憧れの車を安いリース料金でマイカーが所有できる可能性も考えられます。
まずは、憧れの車をカーリースで所有した場合に必要なリース料金を確認してみることから始めてみてください。
手続きや管理に手間がかからない
カーリースの契約手続きと聞くと、店舗での手続きをイメージされる方が多いのではないでしょうか。多くのカーリースでは、インターネット上で手続きが完了するサービスを提供しており、店頭に足を運ぶ手間や労力は必要ありません。
学生の方であれば、学業やアルバイトの時間確保で日程調整が難しく、実店舗に足を運ぶ時間や余裕もないでしょう。
カーリース会社によっては、インターネット上で車の選定から納車までを一貫して対応してくれるところももあり、自宅での隙間時間を活用して、リース契約の手続きを効率良く進められます。
契約が終了した際には、リースで所有していた車を返却するだけであり、大学を卒業するタイミングに合わせて車をなくせます。
契約期間も自分で決められる
カーリースで契約できる期間は、リース会社によってさまざまです。カーリース会社によっては1年単位で契約できるプランもあれば、最長11年までリース契約できるプランも用意されています。特に学生は、社会人になるまでの期間が4〜6年であり、車を使用する期間が限定される方が多いです。
カーリースであれば、契約者の自由な判断で契約期間を設定できるため、「大学を卒業するまで」や「社会人1年目まで」など様々なカーライフプランに対して柔軟に対応できるメリットがあります。
ただし、カーリース会社によって、リース期間中に中途解約しなければいけない理由が発生した場合、違約金が必要になる可能性があります。そのため、カーリースでの車の所有を検討している方は、契約前に中途解約料や支払い遅延料について確認しておくことをおすすめします。
学生がカーリースを利用する際のデメリットも知っておこう
学生がカーリースを利用するメリットは十分に理解された方が多いと思いますが、カーリースを利用するデメリットも契約前に理解しておく必要があります。
学生がカーリースを利用する際のデメリットを2つまとめました。
- 人気の車種であれば高くなる可能性もある
- 駐車場代やガソリン代などの料金がかかる
カーリースで車を所有するデメリットをそれぞれ詳しく解説します。
人気の車種であれば高くなる可能性もある
カーリースで希望する車が人気車種の場合、リース期間や条件によっては、毎月負担するリース料金が高くなる可能性があります。特に車両本体価格が高く設定されている車では、毎月負担するリース料金は高くなるでしょう。
毎月のリース料金が高いと感じた場合、車種のグレードを下げる、有料色ではないボディカラーを選択するなど、車両購の入金額を抑える工夫が必要です。
また、オプション装備を最小限に抑えることで月々負担するリース料金を安く抑えることもできます。カーナビや定期メンテナンスなどの費用が高くなっている原因のオプション装備がないか調べてみてください。
駐車場代やガソリン代などの料金がかかる
カーリースでは、車にかかる各種税金関係や車両本体価格、メンテナンス代、車検代などを全てコミコミにした上で毎月定額支払いができます。しかし、毎月負担する車の維持費には、ガソリン代や駐車場代が含まれていません。
カーリースで車を所有する場合には、毎月のリース料金に加えて、駐車場代やガソリン代などを計算する必要があります。ガソリン価格は年々高騰しており、毎月出費する金額も変動するでしょう。
ガソリン価格を最小限に抑えるためにも、カーリースの契約でガソリン価格が割引されるリースプランの検討がおすすめです。ニコノリやコスモMyカーリースでは、提携しているガソリンスタンドや自社のスタンドでの給油代が割引されるお得なリースプランを提供しています。
学生におすすめのカーリース会社5選
学生がカーリースで車を所有するメリットとデメリットを理解した後は、学生におすすめするカーリース会社を5社紹介します。
- ニコノリ
- 定額カルモくん
- リースナブル
- コスモMyカーリース
- KINTO
学生におすすめする上記リース会社ごとに特徴や契約できるリース期間が異なります。それぞれのカーリース会社について詳しく解説します。
ニコノリ
ニコノリは、新車が5,500円から所有できる格安リースプランを提供しています。ニコノリのリース審査は、4つの信託会社と提携しているからこそ、学生の方でも審査に通過しやすい環境が整っており、「審査を通過するのか少し不安」という方でも安心できます。
月々のリース料金も安く設定されているため、審査に通りやすい条件が整っています。ニコノリと提携しているガソリンスタンドで給油を行えば、ガソリンの割引特典も活用できるため、リース料金以外にも節約効果が期待できるでしょう。
審査に通過するのか不安な学生や月々のリース料金を最小限に抑えたい学生におすすめするカーリース会社です。学生がまず初めに検討してほしいリース会社になります。
定額カルモくん
定額カルモくんは、リース期間が1年〜11年までの1年ごとのリース期間を設定しているリース会社です。定額カルモくんのリース審査では、自社独自の審査制度を採用しており、実際に学生の方がリース審査を通過できたという声も多数紹介されています。
リース期間を長くするほど、毎月負担するリース料金を安く設定できるため、結果的に審査に通過しやすくなるでしょう。頭金やボーナス払いの設定も不必要であり、国産メーカーの全車種に対応しています。
7年以上のリース期間を設定することで、最終的に車がもらえるプランも付帯できます。車がもらえるプランを付帯する場合には、リース料金に500円の追加料金を設定することが必要です。審査通過率を心配する学生におすすめのカーリースプランになります。
リースナブル
リースナブルは、新車が月々6,600円から所有できる格安リースプランを提供しています。もちろん、頭金やボーナス払いの設定は不要であり、リース期間中の車の改造も可能です。
リースナブルでは独自の自社ローンを採用しており、他社で審査に通過しなかった学生でも審査に通過できる可能性が高いリースプランです。新車に限らず、中古車のリース契約にも対応しているため、車がすぐにほしい学生や月々に負担するリース料金を新車以上に抑えたい方にも最適です。
他社のリース会社で審査が通過できなかった学生におすすめするリース会社です。成約時期によっては、お得なキャンペーンを定期的に開催している可能性もあります。
コスモMyカーリース
コスモMyカーリースは、コスモ石油が提供する新車のカーリースサービスです。リース期間は3年、5年、7年、9年と豊富な4つの選択肢があり、さまざまなカーライフプランに対応しています。
リース審査については、コスモMyカーリース独自の審査制度を採用しており、学生の方でも審査に通過しやすい環境が整っているでしょう。コスモMyカーリースでリース車を所有すれば、契約期間中にガソリンの給油代が安くなる割引制度も適用されます。
9年のリース期間を設定すれば、最終的に「車がもらえるプラン」も選択可能です。リース料金はもちろん、ガソリンの給油代が割引されるサービスも適用したいと考える学生には是非コスモMyカーリースの検討がおすすめです。
KINTO
KINTOは、トヨタ自動車が運営する新車と中古車のカーリースサービスです。運営の親会社がトヨタ自動車ということもあり、大手自動車業界独自の審査制度を採用しています。実際に学生の方がKINTOの審査に通過した内容がXにて紹介されていました。
KINTOでは、リース期間中の車のメンテナンスはもちろん、毎年の自動車税や車検代、自動車保険料まで毎月負担するリース料金に含まれているため、車の維持費を計算しやすいメリットがあります。
学生の場合、新規契約で保険に加入すると、毎月負担する保険料が高額に設定されます。KINTOでリース車を契約すれば、お得な保険料で憧れのトヨタ車を所有できるでしょう。リース料金の中に自動車保険料も組み込みたい方は、KINTOでのリース契約をおすすめします。
審査が不安な学生でも審査に通りやすくするには
カーリースを検討する場合、審査が通過するのか不安を感じる方は意外と多いです。カーリースを検討している学生の中で「リース審査」に不安を感じる方は、審査に比較的通過しやすいカーリース会社を選びましょう。
カーリース会社の契約プランの中には、契約時の審査が他社よりも通過しやすいプランも中にはあります。リース会社によっては、自社ローンを活用することで収入面が安定しない学生でも審査に通過できる環境を整えているケースも中にはあります。
また、月額料金など支払いの安いカーリースであれば比較的審査に通りやすいです。特に乗りたい車がなく、料金を抑えてマイカーを持ちたいなら、軽自動車や中古車などを選ぶと審査に通りやすいです。
ただし、契約時にリース審査がない場合でも、初期費用や頭金の用意が必要なカーリースプランもあるため注意してください。カーリース審査が通りやすいリース会社は以下の記事から確認してみてください。
学生がカーリース会社を選ぶ際の3つのポイント
ここまで記事を読んで頂いた学生の方であれば、カーリースでの車の所有を前向きに検討されている方は多いのではないでしょうか。
学生がカーリース会社を選ぶ際のポイントを3つ紹介します。
- 自分が乗る予定の期間の契約プランがあるか
- 月額料金以外の支払い料金はないか（頭金など）
- 自分の乗りたい車種があるか
それぞれのポイントについて詳しくみていきましょう。
自分が乗る予定の期間の契約プランがあるか
カーリースで自分が契約したいリース期間を設定できるのかは事前に確認しておきたいポイントです。カーリース会社によって契約できるリース期間が異なります。学生の場合、在籍している期間が限定されているため、リース車を使用したいと考える方も多いのは事実です。
カーリースであれば、学生を卒業したタイミングを考慮して、リース会社に車を返却できます。一般的にリース期間を長く設定するほど、月々の負担するリース料金が安くなります。まずは、自分が希望するリース期間を選択できるカーリース会社を探してみてください。
希望するリース期間の設定があるリース会社でも、月々のリース料金が異なるため、複数のリース会社に見積を依頼してみましょう。見積依頼する際には、リース満了後の支払い方法についての確認は必要です。
月額料金以外の支払い料金はないか（頭金など）
月額料金以外に支払い料金がないのかも確認が必要です。リース会社によっては、契約時にまとまった頭金を用意しなければいけない可能性があります。ただし、頭金を用意することが悪い訳ではありません。
頭金を用意することで、月々に負担するリース料金が安くなるメリットもあります。リース契約前には、頭金やその他の支払い料金がないのかを必ず事前確認しておきましょう。他にも、リース期間中に万が一、中途解約する際の違約金も確認してください。
リース会社によって、中途解約に違約金が発生する可能性があります。違約金もリース会社によって様々であり、高額な解約手数料を請求されるリースプランも中にはあります。各サービスの内容を契約前に確認して、契約後に後悔しないように対策しましょう。
自分の乗りたい車種があるか
自分が乗りたい車種が検討中のカーリース会社で選択できるのかを確認しましょう。リース会社によって選べる車種やグレードなどが異なります。まずは自分が希望する車種を検討しているリース会社で選択できるのか担当スタッフに確認してください。
リース会社によっては、国産車全車種に対応しているケースもあります。リース会社の公式ホームページを確認すれば、リースプランで選択できる車種を確認できます。KINTOなどのリースサービスでは、トヨタやレクサス車だけしかリース車として契約できません。
自分の乗りたい車種と希望グレード、利用条件を再確認した上で、自分にとって最適なリース会社と契約してみましょう。
まとめ
カーリースで車を所有する学生は近年、増加傾向にあります。車も年々値上げが行われており、1台の車を購入するにも数百万円単位のお金が必要です。さらに学校生活を終了した後、車が不必要になる学生も中にはいます。
カーリースであれば、車の返却や新しい車の乗り換え、そのまま自分の所有物にするなどの豊富な選択肢が選べます。
学生生活をより充実したライフスタイルにするためにも、この記事の内容を参考にして、学生の方は是非カーリースでの車の所有を検討してみてください。
